hrsのブログ

カメラや望遠鏡との格闘の記録など、のんびりと

カメラ(その2)

現在手持ちのカメラ(Fujifilm Finepix S1、X-E1Canon Powershot SX230 HS、スマホのiPhone7、そして、フィールドスコープのVixen GEOMAII ED67-S)で、望遠の画角や解像力を比較してみます。Powershotは長い事お気に入りでしたが、スマホを購入してから随分と出番が少なくなっていました。

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これらを使って自宅のベランダから、400m程度離れた鉄塔(赤丸部分)を狙います。ただし、撮影日(天気)やカメラの設定が異なったりしていますので注意して下さい(焦点距離はフルサイズ換算、EPはアイピース焦点距離です)。

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カタログスペックをちゃんと調べれば分かる事ですが、意外にもPowershotが検討しています。X-E1とGeomaの組み合わせはかなり迫力が有りますが、若干霞がかった感じがします。PowershotとGeomaの組み合わせでは、カメラとスコープをちゃんと固定していないのと、ピントが上手く合わせられませんでしたので、参考程度ですが、かなりの高倍率です。

 

鉄塔の中央部分を同じ大きさで比べてみます。
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さらに拡大。

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拡大してみるとPowershotに比べてX-E1のほうが、解像度は高くて一安心です。しかし、S1のシャープさには敵いません。しかもS1は手持ち撮影です。手ぶれ補正が強力なんだと思います。

 

PowershotとGeomaのデジスコは、レンズの周辺で歪みがおおきいですが、カメラの倍率を(デジタルズームで)上げて中央部分だけ見れば大迫力の写真が撮れる可能性は感じますが、レンズの性能を超えた拡大率かもしれません。

 

野鳥を撮影する際、スコープとカメラの組み合わせは、三脚が必要で設定も苦労します。一ヶ所にとどまって動かない対象を撮影するのは良いかもしれませんが、あまり楽しくなく、スコープは眼視に使うのが迫力があります。また、S1の手持ちで大きく撮影出来るのも軽快です。

 

現時点での私の探鳥スタイルは、Geomaをストラップで肩にかけ、S1をカバンに入れて歩き回ると言うのが楽しいと感じています。

 

しかし、図鑑の様な野鳥のアップを目指しても、高価なカメラ・レンズには敵わないので、X-E1を使って景色の一部として野鳥を写す「鳥景写真」もまた楽しいかもという気もしています。

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野鳥の写真はZoo Pickerで楽しんでいます。

https://zoopicker.com/accounts/7487